PR“本物の音”で教育を変える ソニー・ミュージックエンタテインメントの「KIDSTONE」

2016年09月29日更新

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(株)ネイビープロジェクト 代表取締役。ライターのほか、モデル・タレントのキャスティングディレクター他、ドリップコーヒーバリスタ日本チャンピオンの尾籠一誠氏のコンサルタントなど幅広く活動中。

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「教育に携わる上でプラスになることはドンドンやっていきたい」。株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント エデュケーション事業部のチーフ・ジェネラルマネージャー兼部長・髙木伸二氏は、そう語った。事業に活用できるようにと関連資格の取得を志して勉強を続ける努力家だ。笑顔で場を和ませながらも、時折真剣な表情を見せ、自身が手がける音楽教育サービスについて語った。

 

■「KIDSTONE」は、音と教育の融合

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントは、レコードビジネスをはじめとしてアーティストのマネジメントを行う会社や、アニメの制作、キャラクターのライツビジネスを手がける会社など多数のグループ企業から成り、自他共に認める「エンタテインメントの総合企業」だ。髙木氏もグループの総合力を強みと捉え、従来の音楽レーベルや教育ビジネスの枠を超えた展開を目論む。

髙木氏が手がける事業は「KIDSTONE(キッズトーン)」という音との触れ合いによる新しい音育エンタテインメントだ。「KIDS」「MUSIC」「EDUCATION」「ENTERTAINMENT」をキーワードに、新しい商品・サービス・イベント等の企画開発からプロデュース、制作までを手がける。遊びながら学ぶという考え方で教育業界が試行錯誤を繰り返している中、会社の持ち味である「音」という切り口で切り込むことを決めた。本や動画などの教材製作だけでなく、親子で参加できるイベントの企画や、本格的なミュージカルレッスンなど、子ども向けの新しい音育サービスの提供を幅広く行う。

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■子を持つ社員のリアルな意見を積極的に取り入れる

「立ち上げの経緯ですが、音楽レーベル時代にスタッフのモチベーションアップを図るということで、企画を募集したんですよ。そうしたら、教育に関心のある社員が多くいることが分かった。そこから発展し、グループ全体へのプロジェクトスタッフの募集となり、誕生したのがKIDSTONEです」と髙木氏は述べた。ほぼ同時期に立ち上がっていた「Sonic Academy(ソニックアカデミー)」など大人向けの音楽教育事業の盛り上がりもあり、教育ビジネスへの熱が社内で一気に高まった。「いい企画は必ず実現させる」という口説き文句に心を動かされて集まった事業部メンバーの中には、子どもを育てながら働く者も何人かいた。

KIDSTONEのサービス充実のため、実際に子どもを育てながら働いているメンバーの意見はもちろん、ランチミーティングを通して他セクションの社員からも意見を取り入れている。「仕事一筋の同僚社員が、子どもの話になると顔色を変えて熱弁してくれるんです。特に子どもを育てている女性社員からの意見は貴重ですね。『夏休みが一番大変』『従来の教材で多用されている電子音が不快』などのリアルな意見は、社内メンバーだからこそ得られたものかもしれません。子どもを連れて、社員も参加してくれるようなイベントなどを企画・開催していきたい」と髙木氏。

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■本物に触れる機会を子どもたちに作りたい

今はスマホだけでも曲が作れる時代だ。しかし、髙木氏はテクノロジーによって作られた曲ばかりが注目されることに危機感を抱き、「子供たちがクラシックの音楽を聴いたり、ヴァイオリンに触れたりして、本物に触れる機会をもっと作りたい」という想いを抱いた。そこで、KIDSTONEがミュージカル教育を実践しているNPO法人JOY Kids’ Theaterとコラボして行ったミュージカルレッスンでは本場ブロードウェイの舞台に携わった法人代表をはじめ、そのスタッフたちが演技指導を行っている。

2016年1月に行った「赤毛のアン」の公演には、4〜22歳までと幅広い年齢層の子どもたちが約60名集まった。実際のブロードウェイで上演されているプログラムをオフィシャルに子ども版に作り直した台本を翻訳し使用している。歌も踊りもできなかった子どもたちが、3ヶ月のレッスンを経て見違えるほどの成長を見せ、その姿を見て涙する親たちも少なくなかったという。さらに大人を驚かせたのは、スタッフが指示をしなくても子どもたちが自発的にコミュニティの中での役割を見つけ、動いたことだ。小学生の生徒が宿題を持ってきて、中学・高校生たちが勉強を教える。その子どもたちのコミュニケーションの情景が、以前アーティストの取材で数日間滞在した安室奈美恵やSPEEDを輩出した沖縄アクターズスクールのものと重なった、と髙木氏は語った。

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「親子のボイストレーニングをやった時もおもしろかったですよ。同じ外国語の歌を歌ってもらったんですが、子どもの発音の方が良くて親御さんが子どもにちゃかされてるなんてシーンも見られて。なぜ子どもの発音が良かったか。英語が分かる大人は歌詞を読んでしまうじゃないですか。だから日本人が発音する英語になっちゃう。でも、子どもは英語が読めないから、流れてきたものを耳で覚えるしかないですよね。だから、結果的に本物を真似できる。この気づきをKIDSTONEの事業には還元させようと思いました」。エンタテインメントの力で、子どもにも自然と「本物」を教えられるのだ。

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■「音」は人生に常に寄り添うもの

「大人が通り過ぎてしまうところでも、子どもたちが立ち止まって夢中になっている姿を見たことありませんか?自分で勝手に遊びのノウハウを会得できる、そんな見えない才能を子どもたちは持ってるんです」。だからこそ、大人の価値観を押し付けるのではなく、学ぶ環境を整えることに注力した。

「音」は人生に寄り添うものだ。従来の音楽ビジネスは中学生から50代ぐらいまでしかターゲットにできなかったが、KIDSTONEはより若い世代に「教育」という切り口で切り込む。髙木氏は「アーティストとの接点はあっても、音楽を作っているのはアーティスト。私たちはそれを商品にして売っているだけで、我々自身の強みがさほどないことに改めて気がついたんです。ただ、アーティストをはじめ、作曲家や作詞家、プロデューサーなど一流の才能を持った人たちと長年接してきた中で得られたノウハウというのは、やはりレコード会社ならではのものだと思います。そのノウハウを強みに今後さらに展開していきたい。」と意欲を燃やす。

今後は、地方でも親子が楽しく音と触れ合えるイベントなどを企画する予定だ。同時に、東京五輪が開催される2020年を目途に、日本で確立したビジネススキームのアジア展開も目指す。政治・言語・宗教など、海外展開には越えなければならないハードルがたくさんあるが、音楽レーベルでの経験を踏まえ、髙木氏はこう語った。「音は、国境を越えられる」。

 

■イベント情報(エデュケーション事業部が行う大人向け教育イベント)

プロ志望者に向けたSonymusicが提供する学びの祭典「SONIC ACADEMY FES 2016」
~加藤ミリヤ、大沢伸一、真太郎(UVERworld)、ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)、春畑道哉(TUBE)ほか多ジャンルにわたる豪華講師陣が参加決定!~

【開催日時】
10月15日(土) 11:00~18:30
10月16日(日) 10:00~17:30
※Future SEVENは両日とも11:30~20:30
【場所】
SME乃木坂ビル / Future SEVEN(いずれも東京都港区)
【料金】
1講座90分予定 ¥4,900(税込)※一部 無料または別料金あり
【主催】
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント エデュケーション事業部 Team Sonic Academy
【フェス特設ホームページ】
http://fes.sonicacademy.jp/

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東京経済大学コミュニケーション学部卒業後、地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を...

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大学卒業後、大手出版社文芸部門にて書籍、雑誌、Webサイトの編集に携わる。退職後...

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